ワインというと、フランスワインやイタリアワインといった旧世界(オールドワールド)や、日本、アメリカ、オーストラリア、チリといった新世界(ニューワールド)のワインがフォーカスされることが多いです。
しかし、最近は、第三世界として、東南アジアをはじめとした途上国や新興国のワインもツウに人気なのです。
土壌としてはまだ途上ですが、各国の人たちがワインの魅力に惹かれて、熱心にワイン作りに励んでいます。
これは、日本やアメリカなど、新世界のワイン造りも同じで、高い志が現在のワインにつながっているのです。もしかするとまだ未熟な点もあるかもしれませんが、これら東南アジアのワインを応援する気持ちで飲んでみるのもおすすめです。
カレーに合うインドワイン
スラ ソーヴィニョン・ブラン 750ml
インドで初めてワイナリーに空調システムを導入
インドというとどんなイメージを持ちますか?暑い、混沌としている、ヨガ、カレー、アーユルヴェーダ、だまされる、ぼったくり、奇想天外……。
様々なイメージを持つインドという国ですが、ワイン作りに関しては真摯に務めています。本商品は、インドのスラ・ヴィンヤーズ(Sula Vineyards)というブランド。インド西部の都市ムンバイ(ボンベイ)から180キロ北東に離れたナシクの町に位置し、スペインやアメリカのカリフォルニアに似た気候の葡萄栽培に合う土壌で造られました。
ワイン造りの知見があるケリー・ダムスキー氏の元、精力的にワインを造りはじめ、環境保全型農業、堆肥の使用から空調システムまでしっかりとした醸造所ができ、そしてついにインドで初めてのワインが2000年に出来上がりました。
本商品は、ブドウ品種にソーヴィニョン・ブランを使い、澤かな酸味が特徴的。香りはハーブを彷彿とさせるアロマで、青唐辛子などのニュアンスを感じます。
面白いのは、スパイシーさを微かに感じるため、肉料理やシーフードパスタなどとも合いますが、食事ではカレーや東南アジアフードともよくマッチするのです。
インドが好きな方、訪れたことがある方、ヨーガの後にインドワインを飲みたい方まで、本ワインをご堪能ください。値段も1,650円(※2018年9月28日)とお手頃。さらに太陽のデザインが印象的なラベルパッケージも魅力的なので、贈り物や手土産としても喜ばれそう!
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ダラットワイン レッド【Dalat Wine】
フランス植民地時代の美しい街で造られたベトナム赤ワイン
ベトナムでもワイン作りが盛んに行われています。ベトナムのダラットは、ホーチミンから北へ300km離れた、自然豊かな高原地帯です。
フランス植民地時代の名残もある美しい街で造られたワイン。特徴的なのはるCardinalというぶどう品種。ベトナムだけでなくフィリピンやタイでも利用されるブドウ品種です。
LAMDONG FOOD STUFF COMPANYが造っている本ワインは、ベトナムの国内外で高い評価を得ているワイン製造技術によって造られており、ブドウに桑の実を加えているため、果実味が濃縮され、より味わい深い特長を持ちます。
ベトナムや東南アジアの料理の特徴である、タレの強い味や唐辛子など香辛料の強さや辛さにも合うワインです。多少クセがあるかもしれませんが、東南アジア好きの方に飲んでいただきた逸品です。
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ピロム・カオヤイリザーブ テンプラニーリョ
金賞受賞のオリエンタルなタイワイン!
日本からの観光客も増え、目覚ましい発展を見せる、タイランド。特にバンコクは経済成長も大きく、観光地以外にもビジネスの場としてもマーケットへ進化しています。
そんなタイですが、地方に行くとまだまだ昔ながらの田園風景や景色、雰囲気を感じられます。本商品は、カオヤイ・ワイナリーが造るオリエンタルな異国感を感じるワイン。なんとその魅惑の個性でAustraria Wine Challenge2007 金賞受賞!
味わいは、酸味とタンニンのバランスが取れた優雅な味わい。タイでも高級ワインとされているように、価格が3,200円とデイリーワインとして飲むには高価です。とはいえ安心納得の味なので、贅沢に飲みたい時やホームパーティーや誕生日祝いなどの贈り物としてプレゼントすると喜ばれるはず♪
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インドネシア 土産 インドネシア 赤ワイン
インドネシア初のバリ島栽培ワイン登場!
インドネシアも日本人に人気のスポット!世界遺産にも認定・登録されているジョグジャカルタのブドゥール寺院、プラムナン寺院も有名ですが、特に人気のスポットといえば、インドネシアのバリ島でしょう。
リゾート地としても有名で、過ごしやすい気候と綺麗な海、ゆったりとした時間が流れ、マリンスポーツをはじめとしたアクティビティも人気です。
そんなバリ島で造られたのが、本ワインです。ぶどう品種はアルフォンセラヴァリー、カベルネ・ソーヴィニヨンを使った、バリ島デンパサールのサバベイワイナリーが造っています。
ペルゴラ(棚仕立て)栽培で造られており、「ブドウをダイヤモンドに」というコンセプトで2010年に生まれたのがサバベイ・ワイナリーとなります。
味わいは、アルコール度数11.0度と比較的飲みやすいですが、エスニックなスパイシーな果実味が特徴。タイワインやベトナムワインにも言えますが、辛い食べ物と相性が良いでしょう。
バリ島のリゾート気分をワインでイメージトリップしてみてください♪
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まとめ
日本からの旅行者やバックパッカーなど、なじみ深い東南アジア諸国。タイビールラオビールなどビールのイメージが強いですが、ワイン作りも頑張っています。特にインドワインは顕著に現れており、赤ワインや白ワイン以外にもスパークリングワインとして[Sula] スーラ、ブリュット・トロピカル NV ( 白・泡/瓶内二次発酵 ) 750ml/創業15周年記念スパークリングなども出ています。
スタンフォード大学卒業後に故郷へ戻り作り始めたラジーヴ・サマントが1997年に創設したスラ・ヴィンヤーズのワイン。しかも、フランスやイタリア、イギリス、カナダ、そしてアメリカといった各国へ輸出されるなど、インド国内だけでなく国外でも高い評価を得ています。
日本ではまだまだ飲む機会が少ないタイプですが、ぜひワインの幅広さを楽しんで飲んでみてください。
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